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あと7席/3月26日(火)19:00-20:30 開催
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現場のNPOにとって追いつかないほど寄付の仕組みが多様化する昨今、法務や倫理観点が気になってしまい、寄付を受け入れる不安や葛藤はないでしょうか。

「団体内で不祥事が発覚したときに寄付者や会員にいつどのような形で伝えるか?」、「マイナスイメージのある企業や個人から寄付を受け取るべきか?」、「寄付者の身内に不幸があったときに寄付返還の相談があったらどうするか?」といったジレンマに陥ったことがあるかもしれません。

本講座はファンドレイジングをテーマにした「倫理的な組織文化づくり」です。

寄付受け入れによるリスクや影響を法務の観点で紹介します。組織に訪れる危機をクリアできる意思決定の方法や基準づくりを検討します。

さらに、遺贈寄付や富裕層、高齢者の家族からの突然の問合せや広報、対応に他団体はどのような取組みをしているのか。法務と遺贈寄付に強い講師が事例を交えて情報を提供します。社会福祉法人や福祉系のNPOをはじめ、高齢者から寄付の相談を受ける団体にもおすすめの講座です。

ファンドレイジングに必要な法務と倫理の基礎知識を理解し、寄付に対して誠実で透明性の高い組織を目指して一緒に考えましょう。

講師紹介

樽本 哲

所属
樽本法律事務所 代表弁護士 / NPOのための弁護士ネットワーク 理事 / 全国レガシーギフト協会 理事 / 一般財団法人非営利組織評価センター 監事
プロフィール
1999年早稲田大学法学部卒、2003年弁護士登録(第一東京弁護士会所属)。准認定ファンドレイザー。NPOの法的課題をNPO関係者とともに研究する「NPOのための志的勉強会」を主催。営利非営利の垣根を越えて様々な組織の法的課題の発見・解決に、外部役員、法律顧問として尽力する。NPO法人日本ファンドレイジング協会監事。

対象

・ファンドレイジングの行動基準を見直したい
・寄付を受け取る意思決定を団体内でルール化したい
・寄付に対して誠実で高い透明性を確保したい
・寄付を受け取ることで生じるリスクを想定したい

持ち帰れる成果

・法務観点のファンドレイジングの基礎知識
・意思決定、業務遂行、評価の各プロセスにおける倫理的で具体的なファンドレイジングの指針
・遺贈寄付 / 高齢者 / 富裕層から寄付受け入れの基礎知識

日時

3月26日(火)19:00-20:30

受講料

3,000円

定員

22名

会場

NPOサポートセンターオフィス (東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階)
・JR山手線、京浜東北線「田町駅」から徒歩8分
・都営三田線、浅草線「三田駅」A7出口から徒歩5分

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