当事者にどう支援と情報を届けるか ー「アウトリーチキャンバス」を使ったワークショップー
2017/01/04
【対象】
・事業を始めたものの当事者へのリーチがうまくいかない。
・これから事業を始めるが、どうやって当事者にリーチすればいいのか。
・これからのアウトリーチを考えたい。
支援とサービスを声なき声、当事者に届けたい。アウトリーチを考えたいNPO法人・社会福祉法人・相談機関のスタッフまたは団体をたちあげようとしている個人・チームなど
【日時】
2017年1月21日(土)13:00-16:00
※16:00~17:00 希望者のみアウトリーチに関する個別相談
【受講料】
全1回 3,000円
※チームでの参加の場合は1チーム3,000円となります。ただし、1チーム6名以上でのご参加の場合は予めご相談ください。
【会場】
協働ステーション中央会議室(東京都中央区日本橋小伝馬町5-1 十思スクエア2階)
・東京メトロ日比谷線「小伝馬町駅」4番出口より徒歩3分
・地図:[MAP]
【定員】
20名(先着順)
【内容】
社会には自ら助けを求められない「声なき声/見えない当事者」が存在しています。
支援者は、相談に来るのを「待つ」のではなく、声なき声を見つけ、支援・情報をこちらから届けにいくといった、より積極的な考え・手法「アウトリーチ」が様々な領域において必要です。本ワークショップでは具体的なアウトリーチの事例の紹介に加え、援助要請行動(help-seeking)の心理学、マーケティングの手法などを用いたアウトリーチの考え方を紹介し、「アウトリーチデザインキャンバス」を用いたワークショップを通じて、具体的にどのように支援と情報をとどけるのかを実践的に考えます。
【講師】
伊藤 次郎(ITO Jiro)
NPO法人OVA(オーヴァ)代表理事。精神保健福祉士
学習院大学法学科卒業。メンタルヘルス対策を企業に提供する人事コンサルティング会社(EAPプロバイダー)を経て、精神科クリニックにて勤務。2013年6月末に日本の若者の自殺が深刻な状況にあることに問題意識が芽生え、マーケティングの手法で自殺ハイリスクの若者のアウトリーチしようと「インターネット・ゲートキーパー(通称:夜回り2.0)」の手法を開発・実施し、NPO法人OVAを設立した。これらの手法は世界的に前例がなくパートナーである末木新(和光大学)氏によって「WHO世界自殺レポート会議及び関連行事」 (2013)で活動が紹介された。メディア掲載歴は朝日新聞「ひと」、NHK「ハートネット」等々多数。日本財団「ソーシャルイノベーター制度」における「ソーシャルイノベーター」に選出される(2016)若者自殺対策全国ネットワーク 発起人・共同代表/江戸川区自殺未遂者支援会議 スーパーバイザ-(平成27年〜現在)/新宿区自殺総合対策会議若者支援対策専門部会委員(平成26年〜現在)
横山 北斗(YOKOYAMA Hokuto)
NPO法人SocialChageAgeny代表理事。
神奈川県立保健福祉大学卒。社会福祉士。
大学卒業後、医療機関にて患者家族への相談援助業務に従事。
社会福祉現場には社会問題が山積しているからこそ、社会福祉従事者が問題を解決するためのアクションを起こす必要があると考え、2015年にNPO法人「Social Change Agency」を設立。
1700名を超えるソーシャルワーカー向けのメールマガジン「ソーシャルワーク・タイムズ」編集長。
2015年にはソーシャルアクションとして、NPO法人しあわせなみだとNPO法人OVAと協働し、性暴力被害者支援情報マッチング事業「サレント・ティアー」を開発した。現在は専門学校の講師として社会福祉士の育成にも従事している。
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