内容 | 2010年のISO26000発行を契機に、CSRのグローバルスタンダードが確立し、日本のCSRは今、岐路に立たされているという。 本書では、日本のCSRの歴史から、グローバルに通用する本来のCSR経営の在り方を説く。さらに、数々の企業でCSRのコンサルタント業務を行っている著者だからこそ分かる、本来のCSR経営をどのようにして経営に落とし込むか、その実践的な手順を丁寧に解説。 企業のCSR担当者だけでなく、経営者をはじめとする全てのビジネスパーソンが押さえておくべき、今後10年続くCSR経営の基本の一冊となるだろう。 【著者略歴】 川村雅彦 株式会社ニッセイ基礎研究所上席研究員。1976年九州大学大学院工学研究科修士課程(土木)終了後、三井海洋開発株式会社入社。海底石油関連のプロジェクト・マネジメントに従事。1988年に株式会社ニッセイ基礎研究所入社。環境経営、環境格付、CSR経営、環境ビジネス、統合報告を中心に調査研究に従事。CSRにまつわる論文を多数発表し、環境経営学会副会長も務める。 |
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目次 | 第1編 岐路に立つ日本のCSR 1章 日本型CSRはいかに形成されたのか 2章 2000年代から始まったCSR経営の模索 3章 海外では通用しない日本型CSR 第2編 本来のCSRの姿 4章 CSRの本来の意味 5章 第一CSRと第二CSRを提唱する 第3編 いかに本来のCSRを経営に落とし込むか 6章 社会的課題から考える本来のCSR経営 7章 本来のCSRを経営に落とし込む方法 |