内容 | 「お金が足りない」「忙しい」「どんな情報を発信していいかわからない」…無駄な手間とコストをかけず、個人・団体としての活用を使い分け、広報、資金調達、マーケティング、キーパーソンとのネットワーキングなど、NPOの業務に劇的な効果をもたらす方法を、二人の達人が豊富な事例をもとに伝授。 【著者略歴】 久米信行(くめ のぶゆき) 久米繊維工業株式会社取締役会長。明治大学商学部講師。CANPANセンター理事、社会貢献支援財団理事、墨田区観光協会理事、観光地域づくりプラットホーム推進機構理事、東京商工会議所観光委員・墨田支部IT分科会長。1963年東京墨田区生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。イマジニア株式会社、日興証券株式会社での勤務を経て現職。『メール道』(NTT出版、2004年)、『ブログ道』(NTT出版、2005年)、『すぐやる!技術』(日本実業出版社、2008年)、『ピンで生きなさい』(ポプラ社、2013年)ほかベストセラーを多数執筆。 山田泰久(やまだ やすひさ) NPO法人CANPANセンター常務理事。群馬県高崎市出身、慶應義塾大学文学部卒(フランス文学専攻)。1996年日本財団に入会、2014年日本財団からCANPANセンターに出向。日本財団とCANPANセンターによる、市民、NPO、企業などの民間主体のより豊かな社会づくりを目指すソーシャルプロジェクト「日本財団CANPANプロジェクト」の企画責任者。主に、NPO×情報発信、ソーシャルメディア、助成金、IT・web、出身地などの文脈でセミナー開催、セミナー講師、プロジェクト、情報発信などを行っている。 |
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目次 | 第1講 NPO活動のための情報発信×IT活用入門 1 ITを使わずしてNPO活動なし ・なぜNPOの活動にITが向いているのか ・なぜ情報発信で伸び悩むNPOが多いのか? ・あなたの団体のソーシャルメディア活用度チェック ・NPOが真にITを活用できれば日本が変わる ・NPOが新しい「タネ(情報)」を蒔く ・NPOが新しい「モノ(商品・サービス)」を作る ・NPOが新しい「カネ(資金)」の流れを作る ・NPOが優秀な「ヒト(人財)」を集めて活用する 2 NPO活動のためのIT活用のポイント ・ITを活用したNPOの情報発信 ・見られている、NPOの情報発信 ・使われている、NPOの情報発信 ・ソーシャルメディアと市民活動で重要な「三人の王様」 ・団体メディア、スタッフメディア、支援者メディア ・NPOのトリプルメディアを活用する ・フロー情報とストック情報がある ・フロー情報で広げる ・情報発信からコミュニケーションへ ・NPO活動を加速させるITツール 第2講 NPOは、「個人」×「組織」の情報発信力で加速する 1 一人ひとりの発信が世の中を変える、動かす ・全メンバーが日々の楽しみを語りかけるように情報発信する ・全メンバー向け「ソーシャルメディア活用度」チェック ・団体公式アカウントで発信すべき七つの話題 ・各メンバーが個人的に発信すべき七つの話題 ・日々の情報発信を長く楽しく効果的に続ける七つの心得 ・ソーシャルメディアは「情報三分法」で発信するとうまくいく 2 キーパーソンにつながる ・共感を呼ぶソーシャルネットワーク時代のメールマナー ・すぐに捨てられるメール「御法度5ヶ条」 ・地域や業界のキーパーソンとご縁を結ぶソーシャルネットワーク活用 ・キーパーソンと心がつながるソーシャルメディア活用法 3 組織としての信頼×共感の情報発信 ・組織の情報発信に必要なこと ・新しいNPOの情報戦略 ・見返りを求める情報発信~発信が目的ではなくアクションにつなげる~ ・ソーシャルメディアかソーシャルネットワーキングサービスか ・支援者を情報発信者としてどう巻き込むか ・今すぐ情報発信力を高めるために ・情報発信のための情報収集 ・あらためて各種サイトを整理する ・ブログ情報発信プラットフォーム ・Facebookとブログの使い分け ・Facebookは「団体と個人」「メディアとツール」で考える ・ホームページ、ブログ、SNS、動画を組み合わせる 第3講 IT・webサービス徹底活用術 1 ファンドレイジングこそ、最大の情報発信 ・120年前のファンドレイジング ・ファンドレイジングこそ、最大の情報発信 ・クラウドファンディングと支援者メディア ・クラウドファンディングの前方後円墳モデルとは 2 資金以外のものを集める ・webサービスで集める ・人を募集する ・賛同を集めて、伝える 3 イベントこそNPO広報の王道 ・イベントと情報発信を組み合わせる ・イベントでITツールを使う ・イベントで活用したいITツール ・押さえておきたいITツール・サービス おわりに |