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【書籍】社会的インパクトとは何か――社会変革のための投資・評価・事業戦略ガイド

内容 NPO、企業、財団、行政の企画・評価担当者必携!
何を投資するのか? どのような問題に対処するのか?成功はどのように測定するのか? そして、インパクトをどうすれば大きくできるのか?ビル&メリンダ・ゲイツ財団、アショカ、ナイキ、ゴールドマン・サックス……100以上の企業・非営利組織の研究から生まれた初の実践書。

【著者略歴】
[著者]
マーク・J・エプスタイン Marc J. Epstein
テキサス州ヒューストンのライス大学ジョーンズ経営大学院の経営学優秀研究教授。ライス大学で教える以前は、スタンフォード大学ビジネススクール、ハーバード大学ビジネススクール、INSEADでも教鞭を取っていた。学術的研究と経営実務の両面について、営利・非営利両組織のイノベーションと持続可能性、ガバナンス、実績測定、説明責任の分野における世界的なリーダーの1人として知られている。現在はアフリカやアジア、南米の開発途上国で世界的問題に対処する革新的かつ起業家的アプローチに加え、企業やNGO、財団の社会的インパクト測定と管理に取り組む。

クリスティ・ユーザス Kristi Yuthas
オレゴン州ポートランドのポートランド州立大学(PSU)経営学部の経営および情報システムのスワイガート寄付基金教授。アメリカン大学やニューヨーク市立大学を含む数々の大学で教鞭を取り、アジアや南米など世界各地で研究や研修セミナーを実施している。大手多国籍企業に対して企業の社会的責任と持続可能性についてコンサルティングをおこない、ソーシャル・セクターの組織や投資家に対しても、社会的・環境的インパクトの測定、規模拡大、増幅関連の問題について助言をおこなっている。

[監訳者]
鵜尾雅隆 Masataka Uo
特定非営利活動法人 日本ファンドレイジング協会 代表理事、G8インパクト投資タスクフォース国内諮問委員会副委員長。国際協力機構(JICA)、外務省、米国Community Sharesを経て、ファンドレイジング戦略コンサルティング会社(株)ファンドレックス創業。日本ファンドレイジング協会の創設に携わる。米国ケースウエスタンリザーブ大学非営利組織経営管理学修士、インディアナ大学The Fundraising School修了。寄付10兆円時代の実現に向けて、NPO・公益法人のコンサルティング、研修、講演などに全国各地を奔走中。

鴨崎貴泰 Yoshihiro Kamozaki
日本ファンドレイジング協会 事務局長。グロービス経営大学院卒業(MBA)。環境コンサルティング会社を経て、2009年公益財団法人信頼資本財団に設立時より参画し事務局長を務め、社会起業家に対する非営利融資やNPOのファンドレイジング支援事業を行う。2014年から現職。SROI評価やSIB(Social Impact Bond)の日本導入などに携わる。

[訳者]
松本裕 Yu Matsumoto
オレゴン州立大学卒。訳書に『アフリカ 動き出す9億人市場』『私は、走ろうと決めた。』『フェアトレードのおかしな真実』(以上、英治出版)、『ビジネスモデル・エクセレンス』(日経BP社)、『大脱出』(みすず書房)など。
目次 【第1部 何を投資するのか?】
第1章 社会的インパクト創造サイクル
第2章 投資家を理解する

【第2部 どの問題に取り組むのか?】
第3章 問題を理解する
第4章 投資の選択肢を理解する

【第3部 どのような手順を踏むのか?】
第5章 社会的インパクトがどのように生み出されるのか
第6章 行動をインパクトにつなげる

【第4部 成功はどのように測定するのか?】
第7章 測定の基本
第8章 測定手法
第9章 インパクトを測定する

【第5部 インパクトを大きくするには
どうすればいいのか?】
第10章 社会的インパクト測定の成熟度
第11章 インパクトを大きくする
第12章 行動への呼びかけ

まとめ 社会的インパクトの測定と改善

付録 日本で社会的インパクト投資と評価をすすめるために
原注
参考文献