⾮営利組織での活⽤

Salesforceには、非営利組織が効果的に活用するための様々なプログラムや仕組みが用意されています。国際協力、教育、環境、福祉、まちづくり、文化・芸術など様々な分野で、寄付型・事業型を問わずに活用されています。

⾮営利組織が安心して利用できる理由

  • 1.寄贈プログラム

    NPO法人などの非営利組織に対して、製品の寄贈・割引を行っています。(10ユーザまで無料で利用できます)

    <寄贈の対象となる法人>

    ・特定非営利活動法人(NPO法人)

    ・公益法人(公益財団法人・公益社団法人)

    ・社会福祉法人

    ・宗教法人

    ・更生保護法人

    ・学校教育法第一条に掲げられている教育施設(一条校)

    ※⼀般法⼈⼀般社団法⼈、⼀般財団法⼈は、寄贈の対象外となりますが、コストを抑えた 最適な利⽤プランをご案内しますので、お問い合わせください。

  • 2.⾮営利組織のコミュニティ

    Salesforceを利⽤する⾮営利組織が集まるコミュニティがあり、ユーザ会の開催や事例発表会、活⽤をサポートする様々なサポートの仕組みがあります。⾮営利組織での活⽤事例やノウハウが蓄積されているので、安⼼です。

  • 3.多様なアプリの提供

    パートナー企業による様々なアプリが提供されています。便利な機能をスマートフォンにアプリを追加するように、各団体のニーズに合わせて必要な機能をSalesforceに必要な時に追加することができます。 NPO専⽤のアプリやNPO向けの割引プランが用意されているアプリも複数あります。

  • 4.安⼼のセキュリティ

    世界最高水準のセキュリティ対策に対応しています。稼動率は99.9%を維持しており、いつでも安心して利用することができます。日本政府が提供する「情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)」で、政府が求めるセキュリティ要求を満たしているクラウドサービスとしてSalesforceは登録されており、省庁や自治体、様々な企業が利用しています。

  • 5.組織の成⻑にあわせて使える

    Salesforceは、カスタマイズ性が非常に高いので、団体の成長や業務の変更にあわせて、導入後も柔軟に調整が可能です。また、活用範囲を段階的に広げていくことも可能です。以下に活用範囲のSTEPをご案内します。

    STEP 1

    基本的な業務データの登録と管理業務

    例:名簿管理(会員‧寄付者‧参加者など)、会員期限の管理、メール配信

    STEP 2

    会員‧⽀援者との履歴の管理、データの⼀元管理

    例:会報誌‧メルマガ送付履歴、イベント参加履歴、入金管理、継続寄付管理

    STEP 3

    業務にあわせた効率化やデータ活用

    例:業務の⾃動化、外部データの取り込みや統合、⽀援者分析や計画づくりなどの経営戦略にデータを活⽤

導入においての注意点

Salesforce導入に向いていない団体、タイミングとは

・管理しているデータ量が少ない

データ件数が100件以内など少ない場合は、向いていません。ただし、今後管理データが増加する見込(将来的に、数百件、数千件など)で、将来に備えて早めに導入をされるという場合には、向いています。

・チームで活用する体制がない

Salesforceは、組織やチームで活用することで効果が高まります。担当者1人で管理用に使用する用途には、向いていません。チームで活用する予定で、運用体制が不安な場合には、運用サポートメニューもありますので、活用を検討ください。

・履歴情報の管理を予定していない

会員や寄付者などの名簿管理だけで良い場合には、向いていません。 入金データ、イベント参加データ、メール送付などの連絡履歴など、様々なデータの一元管理を目指している場合に向いています。

導入を検討するおすすめのタイミング

・Excelなどでの管理に限界を感じた時

Excelやスプレッドシートなども非常に便利ですが、管理するデータ量やシート数が増えてき、管理が難しくなってきたと感じた時は、Salesforce導入のタイミングです。
また、FileMakerやAccessなど独自に作成しているデータベースの運用が難しくなってきたと感じる時も適したタイミングです。

・業務効率化やデータ活用の必要性を感じた時

データ管理業務をもっと効率的に実施したい、データの集計や分析をリアルタイムで自動的に実施したいと考える機会が増えてきた時は、Salesforce導入のタイミングです。

導入をうまく進めるためのポイント

・目的の明確化

Salesforceではさまざまなことを実現できますが、最初から欲張りすぎると導入に失敗してしまう可能性があります。導入する前に目的を明確にすることがポイントです。導入後に、徐々に活用範囲を拡大していきましょう。

・チームで使うこと

一部の人だけが使用していると、最新の情報が入らない、せっかくデータが入っているのに共有されない、一部のメンバーに負荷がかかるなどの問題が発生します。 チームとして活用することにをメンバーで合意すること、運営の役割や体制を整えることがポイントです。

導入サポートメニューの活用が安心

個別⽀援

非営利向けの製品・パッケージについて

企業向けの通常版以外に、非営利組織向けに開発した専用製品・パッケージが提供されています。非営利団体は、通常版および非営利版の中から、用途に応じて自由に選択することができます。

通常版と非営利版

Salesforce通常版
(⽇本語∕英語)
⾮営利団体向け(無償) ⾮営利団体向け(有償)
Nonprofit Cloud
(マルチ言語)
The Nonprofit
SuccsessPack(NPSP)
(マルチ言語)
GOEN DRM
(⽇本語)
非営利団体をはじめ、広く一般企業・行政・団体が利用 Saleseforce社が提供する非営利組織向け最新製品。部分的に日本語対応がされている。 Saleseforce通常板の機能はそのままで、非営利組織向け機能を加えてパッケージ化したもの。米国Saleseforce.orgが開発。2020年日本語対応強化。 オンライン決済連動、大量メール配信、マンスリーサポーター管理機能などを有した、高機能パッケージ。エニシフルコンサルティング社が開発。
世界で30,000+の非営利組織が利用
国内で800+の非営利組織が利用 2024年5月をもって提供終了 国内で100+の非営利組織が利用

※「ファンドレックスDRM基本パック」は2020年3月に新規提供を終了しています。

非営利団体向けパッケージ(無償)
Salesforce通常版
(日本語 / 英語)
世界で30,000+の非営利組織が利用 国内で1,500+の非営利組織が利用
非営利団体をはじめ、広く一般企業・行政・団体が利用
Nonprofit Cloud
(マルチ言語)
Salesforce社が提供する非営利組織向け最新パッケージ。部分的に日本語対応がされている。
The Nonprofit Success Pack(NPSP)
(マルチ言語)
2024年5月をもって提供終了
Saleseforce通常板の機能はそのままで、非営利組織向け機能を加えてパッケージ化したもの。米国Saleseforce.orgが開発。2020年日本語対応強化。
非営利団体向け(有償)
GOEN DRM
(日本語)
国内で100+の非営利組織が利用
オンライン決済連動、大量メール配信、マンスリーサポーター管理機能などを有した、高機能パッケージ。エニシフルコンサルティング社が開発。

※「ファンドレックスDRM基本パック」は2020年3月に新規提供を終了しています。

通常版と非営利版の比較

  • 特徴

    ・組織に加えて、個⼈(組織に所属する個人と所属しない個人の両方)のデータ管理することを前提に作られています

    ・NPO独⾃の⽀援者管理に対応(会員、寄付、継続⽀援、ボランティア履歴など)

    ・非営利版の製品・パッケージは、それぞれに独自機能が用意されています

    企業の場合

    ⾮営利団体の場合

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