SDGsが国連で採択されてからおよそ7年。社会課題への関心の高まりから、企業においても気候変動に対する取組や、サプライチェーンにおける人権問題などへの対応がもとめられています。
持続的な成長のためには、株主だけでなく顧客や取引先、従業員、地域社会といったあらゆるステークホルダーとの関係性を重視し、中長期的に企業価値を高めることが必要です。
これからの時代においては、利益拡大のみならず、社会課題解決に貢献できる事業づくりが欠かせません。
本研修のテーマは、企業が取り組む「社会課題解決プロジェクト」づくりです。
自社で社会貢献活動やSDGsに取組むことは決まったけれど、実際に何できるのかイメージがわかないという方は少なくありません。
NPOやソーシャルビジネスという言葉は聞いたことがあるけれど、具体的にどのような違いがあるのか。
子ども支援や災害支援、ダイバーシティ実現など、さまざまな分野があるなかで、誰のどんな課題を支援すれば良いのか。
自社のどんなリソースを活用すれば、より効果的な支援につながるのかーー。
本研修はこうした視点から、企業が新規事業を考えるにあたって必要な基礎知識を、網羅的に解説。
他社プロジェクトの事例も学びながら、社会課題に対するアプローチ手法をつかんでいきます。
さらに、現地参加者限定で、自社のプロジェクト企画案の作成と、実現にあたってのアドバイス・支援先NPOの紹介などを行います。
フィランソロピーアドバイザーとして企業・団体や富裕層・経営者の社会課題解決プロジェクトの企画・実行を支援するほか、
これまで100団体以上のNPOの資金調達を支援してきた実績のある講師とともに、少人数制のゼミ形式ではじめの一歩をサポートします。
【全2回のプログラム内容】
▼第1回 : 「社会課題解決プロジェクト」づくり概論
・なぜ企業が社会課題に取り組むべきなのか?
・社会課題解決の多様な形態、社会課題の種類と領域
・自社が活かせる強み、取り組む社会課題の領域の整理
・企業が社会課題を解決するために必要な支援の考え方と具体的なアプローチ方法
・ケーススタディ:講師が手がけるプロジェクトの事例解説
<第2回までの宿題>
ワークシート「社会課題解決プロジェクト企画シート」の作成
▼第2回 :「社会課題解決プロジェクト」のネクストステップ
・宿題ワークシートの発表、ディスカッション
・講師からのフィードバック
・連携 / 支援先の選び方、NPOとの関係性づくりのポイント
・プロジェクトを支援するフィランソロピーアドバイザーの役割とは?
★現地参加者のみ、全2回のゼミ終了後(別日程)に以下の企画を予定しております。
- 「社会課題解決プロジェクト」企画プレゼンテーション
- 講師からのフィードバック : 今後のプロジェクト実現に向けたアドバイス、具体的な連携 / 支援先NPOの紹介
※本研修では、各企業のプロジェクトの企画検討を行うため、安心してご参加いただけるよう、現地参加・オンライン参加ともに機密保持に関する規約へのご承諾が必要となります。
機密保持に関する規約:https://www.npo-sc.org/PDFs/nda-gbs-22006.pdf
講師紹介
宮本 聡
- 所属
- フィランソロピーアドバイザー、営業コンサルタント、一般社団法人あおい福祉AI研究所 代表理事、他
- プロフィール
- 1972年静岡県生まれ、東京都在住。大学卒業後、鉄道会社、地域金融機関、不動産仲介会社、中間支援NPO、マンションデベロッパーなど、各種業界に従事。現在は、営業コンサルティング兼フィランソロピーアドバイザーの肩書きを持ちながら、不動産会社に所属。
その他、一般社団法人あおい福祉AI研究所代表理事、認定特定非営利活動法人ACE 理事、公益財団法人ふじのくに未来財団 理事、一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会理事、一般財団法人共益投資基金JAPAN理事などを兼務。さまざまな業種に携わる中で、経営管理修士(MBA)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引士、不動産コンサルティングマスター、プライマリー・プライベートバンカー(日本証券アナリスト協会認定)など、多数の資格を取得。
対象
・社会課題解決に関するプロジェクトをはじめたい方
・社会貢献活動を支援するプロジェクトを考えたい方(寄付、サービス・物品提供など)
・社会貢献活動やSDGsに取り組むことは決まったが、具体的なアイディアが浮かばない方
・支援先の団体(NPOなど)が見つからずになやんでいる方
・企業の社会貢献・CSR担当者
持ち帰れる成果
・社会課題解決に関するプロジェクトの企画(案)と、講師からのフィードバック
・NPOやソーシャルビジネスなど、「社会課題解決の多様な形態」の理解
・SDGs(17の目標)やNPOの支援分野(20種類)など、「社会課題の種類と領域」の理解
・自社が活かせる強みと、取り組む社会課題の領域(案)
・企業が社会課題解決に取り組む上で必要な支援の考え方とアプローチ方法の理解
・企業が取り組む社会課題解決プロジェクト事例
日時
第1回:6月21日(火)15:00-17:00
第2回:7月5日(火)15:00-17:00
受講料 : 料金プランA(個人受講)
・受講料(2回セット料金) : 20,000円 / 1人(現地参加のみ)
・お支払い : 事前のお振込となります。請求書をメールで送付しますので、講義開始の1週間前までにお振込みください。なお、直前にお申し込みをされた方は、現地払いも可能です。
・お申込み : 本ページ下部のフォームより必要事項をご記入ください。
・その他 : 現地参加者のみ、紙のテキスト資料を配布します。
受講料 : 料金プランB(団体受講)
・受講料(2回セット料金) : 30,000円 / 1団体(現地参加1名+オンライン参加3名 ※ )
※オンライン参加4名以降は、+5,000円 / 1人 となります。
・お支払い : 事前のお振込となります。請求書をメールで送付しますので、講義開始の1週間前までにお振込みください。なお、直前にお申し込みをされた方は、現地払いも可能です。
・お申込み : 本ページ下部のフォームより「受講者全員分」の必要事項をご記入ください。希望参加方法(現地参加 or オンライン参加)を必ず選択してください。
・その他 : 現地参加者のみ、紙のテキスト資料を配布します。
▼団体受講について
・同一の団体から、現地参加1名+オンライン参加複数名で受講できます。
・各講義に、毎回1名現地参加者が必須です。
・現地参加者は、質疑応答、ワークショップ参加、提出した課題に講師からのフィードバックを受けることができます。オンライン参加者はできません。
▼映像視聴方法
・Vimeo 動画のシステムで映像配信します。アカウント登録などの必要はありません。
・受講料お振込み確認後、開催3日前を目安に「放送URL」を申し込みメールアドレスにお送りします。
・生放送時間+終了直後から2週間以内であれば、映像を何回でも視聴できます。
映像配信・技術協力 : 株式会社VoiceJapan
受講料:料金プランC(オンライン受講:聴講生)
・受講料(2回セット料金) : 10,000円 / 1人(オンライン参加のみ)
・聴講生は、質疑応答、ワークショップ参加、課題提出のフィードバックを受けることができません。
・お申込み : 本ページ下部のフォーム【 聴講生のお申し込みはこちら 】より必要事項をご記入ください。
▼映像視聴方法
・Vimeo 動画のシステムで映像配信します。アカウント登録などの必要はありません。
・お申込み確認後、開催3日前を目安に「放送URL」を申し込みメールアドレスにお送りします。
・生放送時間+終了直後から2週間以内であれば、映像を何回でも視聴できます。
定員
6名(オンライン参加者を除く)
会場
NPOサポートセンターオフィス (東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階)
・JR山手線、京浜東北線「田町駅」から徒歩8分
・都営三田線、浅草線「三田駅」A7出口から徒歩5分