研 修
NPO組織論の新常識!ケーススタディで学ぶ「ハラスメント防止・対応」実践ゼミ
8月29日(木)、9月12日(木)、10月3日(木)
非営利団体、公益法人のパワハラ問題、セクハラ問題の発覚が相次ぐ時代。「非営利だから」「ボランティアだから」の理由で表沙汰にしない組織文化、ハラスメント対策が後回しの環境のままでは、活動の継続や生き残りの分かれ道に。
これらの問題発覚後に対応をはじめる非営利団体は多く、状況が改善するどころかマイナスの効果を生み、活動の再開の目途が立たない場合も。
さらに非営利団体は、職員、フリーランス、ボランティア、受益者、寄付者などの関係者が多く、関係性も複雑かつ、距離が近いため、企業の人事管理に比べて問題は起きやすい。
つまり、社会貢献活動、社会課題の解決に邁進するだけではなく、非営利団体のコンプライアンス、社会的責任への思考転換と環境づくりの重要性は差し迫っている。
スピードが求められる組織文化、日々の業務の忙しさでハラスメント対策が後回しの環境でも、行動を起こすことは可能であり、ハラスメント対策はすべきだ。
本ゼミは、ハラスメントの入門研修と事例解説を学び、自団体のリスク洗い出しから、生々しい実務のロールプレイングまで体験できる。
数多くの非営利団体を法務面で支えてきた講師と一緒に、解決法や組織文化と職場の環境改善の実現をめざします。
【全3回のプログラム内容】
・第1回 : ハラスメント(コンプライアンス)入門研修 / NPOのハラスメント事例解説
・第2回 : 自団体の組織文化と職場環境のリスクの洗い出し、講師からのフィードバック
・第3回 : 加害者、被害者への聞き取りノウハウ / ハラスメント規定を活用した模擬「賞罰委員会」の開催
※現地参加の受講生は、受講中に団体名を伏せて参加できます。オンデマンド視聴者の配信映像に顔が映ることもありません。
【日時】
第1回:8月29日(木)15:00-17:00
第2回:9月12日(木)15:00-17:00
第3回:10月3日(木)15:00-17:00
【講師】
塙 創平
(りのは綜合法律事務所代表、弁護士)
早稲田大学、大宮法科大学院大学法務研究科卒業。学生時代にネットベンチャーを創業する等した後、弁護士登録。りのは綜合法律事務所代表。企業・倒産分野の他、IT や非営利団体・公益法人のガバナンス等の先端分野を特に得意とし、各団体の理事、監事及び顧問等を多数務める。
【対象】
・ハラスメントに対応する法務部が無い、相談できる弁護士がいない
・規定やルールは整えたが実際は機能していない
・非営利法人も対策が義務化された「パワハラ防止法」への対応を整えたい
・ハラスメント対応の経験不足やバイアスによって適切な行動に不安があり、事実誤認や初動の遅れにつながりそう
・職員、ボランティア、受益者と一緒に、信頼性の高い組織をめざしたい
【持ち帰れる成果】
・自団体で発生する可能性があるハラスメント事案の整理
・NPO活動で起こりうるハラスメント事例の理解
・コンプライアンス規定(案)の提供
・規定の活用、被害者と加害者への聞き取り、「賞罰委員会」などの実務体験
【定員】
6名(オンラインを除く)
【受講料】
■料金プランA(個人受講)
・受講料(3回セット料金) : 20,000円 / 1人(現地参加のみ)
・現地参加者のみ、紙のテキスト資料を配布します。
■ 料金プランB(団体受講)
・受講料(3回セット料金) : 30,000円 / 1団体(現地参加1名+オンライン参加3名 ※ )
※オンライン参加4名以降は、+5,000円 / 1人 となります。
▼団体受講について
・同一の団体から、現地参加1名+オンライン参加複数名で受講できます。
・各講義に、毎回1名現地参加者が必須です。
・現地参加者は、質疑応答、ワークショップ参加、提出した課題に講師からのフィードバックを受けることができます。オンライン参加者はできません。
■料金プランC(オンライン受講:聴講生)
・受講料(3回セット料金) : 10,000円 / 1人(オンライン参加のみ)
・聴講生は、質疑応答、ワークショップ参加、課題提出のフィードバックを受けることができません。