研 修
寄付者との関係性と安定的な資金の獲得「マンスリーサポーター」入門ゼミ
4月16日(火)、5月14日(火)、6月4日(火)
助成金だけでは事業の見通しが立てづらい。より多くの支援を届けたい。そのために安定的な資金があればーー。
毎月、定額の寄付で継続的にNPOの活動を支える「マンスリーサポーター」制度が、コロナ禍を経て注目されています。
NPOが事業を次のステップに進める上で欠かせない、ファンドレイジングの選択肢です。
数ヶ月・数年という単位で、団体と寄付者が関わり続けることで、より関係性が深まっていくのも特徴のひとつ。
サポーターとていねいなコミュニケーションを図り、長期的な活動へのコミットメントにもつながります。
しかし、マンスリーサポーターの獲得はそう簡単ではありません。
前提となる考え方、そして継続してもらうためのコミュニケーション方法を知っておく必要があります。
自団体なら、どのようにマンスリーサポーターを集めることができるのか。
寄付を続けてもらった先にどんな関係性を築きたいのか。
これまで多くの団体のファンドレイジング戦略づくりから、施策の実行までを支援してきた講師と一緒に考えていきましょう。
【全3回のプログラム内容】
◆第1回:マンスリーサポーター基礎編
・マンスリーサポーターの特徴(他の寄付との違い、強み)
・マンスリーサポーターの集め方と考え方
・ターゲットとメニューづくりの考え方
・自団体における、マンスリーサポーターの位置付けを確認しよう
▼第2回までの宿題:「ドナーピラミッドづくりと関係者の洗い出し」
◆第2回:マンスリーサポーター獲得編
・NPOの事例で解説!マンスリーサポーターを集める施策
・自団体にとっての効果的な集め方
・施策の改善に向けた考え方
▼第3回までの宿題:「自団体のマンスリーサポーター獲得案づくり」
◆第3回:マンスリーサポーター継続編
・自団体のマンスリーサポーター獲得案の発表・フィードバック
・NPOの事例で解説!マンスリーサポーター継続のポイントと効果
・継続のためのコミュニケーション
・自団体でのコミュニケーション施策を考える
【日時】
第1回:4月16日(火)14:00-17:00
第2回:5月14日(火)14:00-17:00
第3回:6月4日(火)14:00-17:00
【講師】
相澤 順也
(株式会社ファンドレックス・パートナー/日本ファンドレイジング協会認定講師/認定ファンドレイザー)
長野県出身。大学卒業後、出版社・NGOを経て2012年にファンドレックスへ入社。ファンドレイジングを中心とした、非営利組織・大学・文化芸術施設などソーシャルセクター全般におけるコンサルティング業務に従事。実現性の高いファンドレイジング戦略の策定、具体的な成果を生み出す施策の実行まで一気通貫でのサポートが可能。大規模案件ではチームマネージャーとして関わることも多い。近年は、データ分析がファンドレイジングに与える効果を最大化する手法「データ・ドリブン・ファンドレイジング」に力を入れている。
【対象】
・寄付獲得、ファンドレイジングを担当している方
・これからマンスリーサポーター制度を作りたい、獲得に取り組みたい方
・NPOのマンスリーサポーター獲得の事例を学びたい方
・マンスリーサポーター制度はあるが、思うように運用できていない方
・マンスリーサポーターとの継続的なコミュニケーションを改善したい方
【持ち帰れる成果】
・ マンスリーサポーターの特徴・強みの理解
・ マンスリーサポーター獲得・継続における先進NPO事例
・ マンスリーサポーターの獲得に必要な考え方の理解、具体的な施策への落とし込み
・ マンスリーサポーター継続の効果と支援者とのコミュニケーション方法の理解
【受講料】
■料金プランA(個人受講)
・受講料 : 20,000円 / 1人(現地参加のみ)
・現地参加者のみ、紙のテキスト資料を配布します。
■料金プランB(団体受講)
・受講料 : 30,000円 / 1団体(現地参加1名+オンライン参加3名 ※ )
※オンライン参加4名以降は、+5,000円 / 1人 となります。
▼団体受講について
・同一の団体から、現地参加1名+オンライン参加複数名で受講できます。
・各講義に、毎回1名現地参加者が必須です。
・現地参加者は、質疑応答、ワークショップ参加、提出した課題に講師からのフィードバックを受けることができます。オンライン参加者はできません。
■料金プランC(オンライン受講:聴講生)
・受講料 : 10,000円 / 1人(オンライン参加のみ)
・聴講生は、質疑応答、ワークショップ参加、課題提出のフィードバックを受けることができません。