研 修
新卒・転職スタッフのための「NPOの世界を知る」ゼミ
5月13日(月)、6月3日(月)
企業と行政にはないNPOらしさを考えて企画を作りたい。NPOのこれまでの背景を学んで自分の活動を客観的に見直したい。なぜ自分はNPOで仕事をしているかを言葉にして伝えたい。
そんな問題意識をもつ新任スタッフのための「NPOの世界を知る」をテーマにした研修を開催します。
本ゼミでは、日本のボランティア元年と呼ばれた1995年の阪神・淡路大震災からはじまる、ソーシャルセクターの25年を振り返りながら、NPOの世界に対する理解を深めていきます。
これまでの市民活動の積み重ねを理解することは、日々磨いている業務知識とマネジメント経験の自信と視座の高さにつながります。
全2回のゼミでNPOの可能性について講師と一緒に考えていきましょう。
【全2回のプログラム内容】
◆第1回
・講義 : ソーシャルセクター概論
・講義 : ボランティア元年からのNPOの展開
・ワーク : 講義の学びと、所属NPOのこれまでの歩みを整理
【第2回までの宿題】ワークシートの記入と事前提出
◆第2回
・発表 : 宿題に対する講師と他の受講者からのフィードバック
・講義 : ボランティア元年からのNPOの展開(続)
・振り返り : 日本のNPO / ソーシャルセクターをどう理解したか
<参考図書の紹介>
『入門 ソーシャルセクター――新しいNPO/NGOのデザイン』宮垣元 編著、ミネルヴァ書房、2020年
https://www.minervashobo.co.jp/book/b543295.html
【日程】
・第1回 : 5月13日(月)14:00-17:00
・第2回 : 6月3日(月)14:00-17:00
※第2回の構成は、受講者人数に応じて最短2時間、最大3時間です。
【講師】
宮垣 元
(慶應義塾大学 総合政策学部 教授)
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。阪神・淡路大震災以前からのボランティア・NPOの調査研究に従事。主な著作に、『ヒューマンサービスと信頼:福祉 NPO の理論と実証』(慶應義塾大学出版会、2003 年)、『コミュニティの再生:経済と社会の潜在力を活かす』(共編著、中央経済社、2016 年)、『その後のボランティア元年:NPO・25 年の検証』(晃洋書房、2020 年)など、他多数。
聞き手:笠原 孝弘
(NPO法人 NPOサポートセンター)
2009年よりNPOサポートセンターに入職。主にNPOを対象としたサービス・支援メニュー開発、マーケティングの導入支援プログラムの設計を務める。コンサルティング領域は、顧客開発モデルの事業開発、WEBマーケティングの実行支援。現在は同センターの研修カリキュラム設計、企業のNPO向けサービス新規開拓と普及に取り組む。2015年から「NPO向けサービス提供事業者マップ」制作を担当。2021年から「10代と20代のためのNPOキャンパス」の主任講師を担当。
【対象】
・NPO / ソーシャルセクターでのスタッフ経験が10年以内の方
・これからNPO / ソーシャルセクターで働く予定の方
・団体内に人材育成や研修の仕組みがなく、NPOの世界の基礎知識を学びたい方
【持ち帰れる成果】
・NPOの概要、ソーシャルセクターの概要の理解度が高まる
・NPOの世界で起きている出来事を知りたくなり、問題意識が高まる
・受講者自身の立ち位置が見え、講師からのコメントで視座が高まる
【定員】
10名(オンライン参加者は除く)
【会場】
オンライン または NPOサポートセンターオフィス (東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階)
【受講料】
■料金プランA(個人受講)
・受講料 : 10,000円/ 1人(現地参加のみ)
・現地参加者のみ、紙のテキスト資料を配布します。
■料金プランB(団体受講)
・受講料 : 15,000円 / 1団体(現地参加1名+オンライン参加3名 ※ )
※オンライン参加4名以降は、+2,500円 / 1人 となります。
▼団体受講について
・同一の団体から、現地参加1名+オンライン参加複数名で受講できます。
・各講義に、毎回1名現地参加者が必須です。
・現地参加者は、質疑応答、ワークショップ参加、提出した課題に講師からのフィードバックを受けることができます。オンライン参加者はできません。
■料金プランC(オンライン受講:聴講生)
・受講料 : 5,000円 / 1人(オンライン参加のみ)
・聴講生は、質疑応答、ワークショップ参加、課題提出のフィードバックを受けることができません。