研 修
課題の見える化とNPO活動を伝えるリサーチ力「アンケート / ヒアリング設計」実践プログラム(団体プラン対応ゼミ)
10月16日(木)、10月30日(木)、11月27日(木)
行政や自治体、セクターを越境して活躍するNPOが増え、他地域への展開、政策提言、PR活動・キャンペーンの成功事例の共有に注目が集まっています。
活動を横展開、セクターを越えたプロジェクトを実現したいNPOにとって、NPOの実践を再現するエビデンスを集める「アンケート調査」の手法は欠かせないスキルになりました。
本研修のテーマは、社会課題の見える化とNPO活動を人に伝えるための「アンケート設計」の実践です。
リサーチの設計、検証する仮説・調査項目の立て方、アンケートの作成、実施方法、集めたデータの伝え方まで、基礎を徹底的に習得しましょう。
【全3回のプログラム内容】
<第1回 : ヒアリング・アンケートの基礎(特性を知り、全体像を描く)>
・なぜ○○が必要なのか?を支持するためのアンケート設計
・行政資料、統計データ、メディア報道資料の用い方と注意点
・主観的なヒアリングの実施意義とノウハウ
・客観的なアンケートでのデータ取得方法
▼第2回までの宿題 : 仮説検証項目の整理
<第2回 : 仮説を検証可能にするアンケート設計>
・調査設計の検討(誰に、何を、どうやって聞くか)
・仮説検証項目、聴取項目の設定
・アンケート文面作成と注意点
・NPOのリサーチ事例の紹介 : 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンの「子どもの「体験格差」実態調査」(ゲスト : 山本雅)
▼第3回までの宿題 : アンケート調査票の作成
<第3回 : アンケートの実施と集計・分析の基礎>
・宿題「アンケート調査票」の内容について個別アドバイス
・アンケート実施時の諸注意点
・回答のデータ化、集計
・集めたデータの活用方法(分析)
・報告書のストーリー作り、なぜ○○が必要なのか?
【日時】
第1回:10月16日(木)14:00-17:00
第2回:10月30日(木)14:00-17:00
第3回:11月27日(木)14:00-17:00
【講師】
ゼミ講師 : 牛堂 雅文
(株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー / 日本マーケティングリサーチ協会 カンファレンス委員会 元委員長)
マーケティングリサーチャーとして民間企業の課題解決、新規事業のための消費者意識調査に多数携わる。(株)社会行動研究所、(株)リサーチ・アンド・ディベロプメントを経て、現在は(株)ジャパン・マーケティング・エージェンシー勤務。他にマーケティングリサーチの勉強会「JMRX勉強会」を主催。2012年より、NPOサポートセンターにてNPO団体支援プロボノや、セミナー講師を務める。
・ゲスト : 山本 雅
(公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン 広報・調査担当)
兵庫県出身。「家庭の環境にかかわらず、すべての子どもたちに学びを通じた居場所や人とのつながりを届けたい」という想いで、2014年より公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンに参画。
広報・ファンドレイジングのほか、事業の効果検証や、教育・体験格差の実態調査等を担当。神戸大学大学院国際協力研究科修了。
【対象】
・調査結果を社会に発信し、活動を拡大、横展開をしたい
・受益者、支援者にアンケート調査を実施したい
・事業が「なぜうまくいっているのか or なぜうまくいっていないか」を明らかにしたい
・アンケート設計が難しく、作成や実施ができていない
・リサーチ初心者、独学で実施しているが、調査方法に問題がないか不安
・集まったデータが恣意的な結果になっていないか自信がない
【持ち帰れる成果】
・アンケートの調査設計から集めたデータの活用方法まで基礎の習得
・リサーチの専門家からのフィードバックを得たアンケート調査票の完成
・アンケート実施、集計データの活かし方の方向性の決定
【定員】
6名(オンラインはのぞく)
【受講料】
■料金プランA(個人受講)
受講料(3回セット料金) : 20,000円 / 1人(現地参加のみ)
現地参加者のみ、紙のテキスト資料を配布します。
■料金プランB(団体受講)
受講料(3回セット料金) : 30,000円 / 1団体(現地参加1名+オンライン参加3名 ※ )
オンライン参加4名以降は、+5,000円 / 1人 となります。
▼団体受講について
同一の団体から、現地参加1名+オンライン参加複数名で受講できます。
各講義に、毎回1名現地参加者が必須です。
現地参加者は、質疑応答、ワークショップ参加、提出した課題に講師からのフィードバックを受けることができます。オンライン参加者はできません。
■料金プランC(オンライン受講:聴講生)
受講料(3回セット料金) : 10,000円 / 1人(オンライン参加のみ)
聴講生は、質疑応答、ワークショップ参加、課題提出のフィードバックを受けることができません。