研 修
チームの仮説検証の力をみがく「新規事業づくりの思考法と技術」基礎ゼミ(団体プラン対応ゼミ)
11月6日(木)、12月4日(木)
このゼミは、NPOのマネージャー・リーダー層を対象に、組織全体の事業企画力を底上げするための研修です。
「事業を始めたものの社会や地域へのインパクトが実感できない」「参加者や支援者が減少傾向にある」「事業規模が拡大せず停滞している」といった課題を抱えていませんか。
NPOの事業は、対象者の人数や目に見える成果を向上させるだけではありません。事業を通じて、ステークホルダーと継続的な関係を築き、社会にどのような変化を起こすか、という「社会的な価値」を生み出すことをめざしています。
本研修では、「既存の事業を改善すること」と、「新しい事業の企画をつくること」に必要な考え方を習得します。
一部のカリスマ的なリーダーに頼るのではなく、チームで事業の未来を切り拓くための思考法とスキルを獲得しましょう。
※2024年10月に開催した内容と同一です。
【全2回のプログラム内容】
■第1回 社会問題に気付き、事業を構想する
・社会的インパクトを生み出す活動とは
・現状と理想から課題を明確にする(現状-理想のフレームワーク)
・人々の抱える困りごとを把握し分析する(ニーズ調査・問題分析)
・活動の地図を描く(ロジックモデル)
・実践ワーク
▼第2回までの宿題:自団体の1つの事業についてロジックモデルを作成する
■第2回 事業を実施し、変化を生み出す
・活動によって生み出される「変化(アウトカム)」を言語化する
・活動の進捗とアウトカムを把握するために指標を設定する
・定期的にチームで活動を振り返り、改善する(PDCAサイクルの回し方)
・実践ワーク
【日時】
第1回:11月6日(木)14:00-17:00
第2回:12月4日(木)14:00-17:00
【講師】
土岐 三輪
(一般社団法人インパクト・マネジメント・ラボ 共同代表 / グロービス経営大学院卒業(MBA))
大学にて環境問題を専攻。ITコンサルタント、環境・CSRコンサルタントを経て、東日本大震災を機にNPOに転職。東北支援の経済復興事業に従事。その後3年間、海外NGOにてバングラデュの農村における女性の収入創出事業に携わる。帰国後は熊本震災復興支援、社会的インパクト投資NPOを経て、2017年よりSVP東京の事業統括、社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブのワーキンググループおよび事務局。2019年よりソーシャル分野におけるフリーランスとして独立。社会的インパクトを軸に事業開発・実施・振り返りを行う方法論を広めつつ、NPOの伴走支援、SDGsコンサルティングを手掛ける。
【対象】
以下の問題意識を持つNPOのマネージャー・リーダーの方におススメです。
・多忙なマネージャー業務のなかでも新規事業を立ち上げたい
・事業づくりに必要なノウハウやスキルを、チームに浸透させたい
・毎年同じことの繰り返しで、チームに疲弊感が漂いはじめている
【持ち帰れる成果】
・社会に確かな変化を起こす事業の構想力
・チームで事業を成長させるPDCAサイクルの習得
・社会的インパクトを生み出す事業マネジメントの習得
【定員】
6名(オンラインはのぞく)
【受講料】
■料金プランA(個人受講)
受講料(2回セット料金) : 20,000円 / 1人(現地参加のみ)
現地参加者のみ、紙のテキスト資料を配布します。
■料金プランB(団体受講)
受講料(2回セット料金) : 30,000円 / 1団体(現地参加1名+オンライン参加3名 ※ )
オンライン参加4名以降は、+5,000円 / 1人 となります。
▼団体受講について
同一の団体から、現地参加1名+オンライン参加複数名で受講できます。
各講義に、毎回1名現地参加者が必須です。
現地参加者は、質疑応答、ワークショップ参加、提出した課題に講師からのフィードバックを受けることができます。オンライン参加者はできません。
■料金プランC(オンライン受講:聴講生)
受講料(2回セット料金) : 10,000円 / 1人(オンライン参加のみ)
聴講生は、質疑応答、ワークショップ参加、課題提出のフィードバックを受けることができません。