2017年09月04日
【 story 】資金調達から業務改革まで、NPOを応援する!企業と一緒にNPOを大きく成長させるメンバーの募集!
NPOと企業の連携に可能性を感じたことはありませんか?
連携することで社会課題解決が前進する。困難な環境にいる人々への支援の充実。NPOの現場業務の効率化など。「できたらいいな」を想像したことが多いかもしれません。
今回、NPOと企業の連携の可能性に共感する、「NPO向け支援サービス 開拓プロジェクト」担当スタッフをNPOサポートセンターは募集します。
このプロジェクトは、社会課題を解決する事業の資金調達、広報、人材獲得やバックオフィスを応援する「サービス・人・仕組み」を増やしていきます。
これらを増やすことを通じて、福祉、教育、まちづくり、国際協力、環境、アート、貧困などあらゆる事業の分野で社会的なインパクトの実現を目指していきます。
このプロジェクトを始めたのは、NPOサポートセンターの事務局長 小堀悠です。
「企業では業務を改善、効率化するサービスやツールの活用は一般的なのに、NPOの現場ではこういったものがほとんど活用できていない。非常にもったいない状況にあります」
NPOのもっている専門性を活かすこと、より多くの人に活動を伝えること、多様な人が関わるチームで成果を出すために、企業と同様に業務の改善、効率化するサービスを使わない手はありません。
そこでNPOサポートセンターでは、NPOや社会課題を解決する事業を実行する組織や人を対象とした、企業が提供する業務改善のサービスの発掘、認知機会を増やすことに取組んでいます。そして、サービスやツールを必要としているNPOと提供する企業のマッチングを目指しています。
「具体的には、企業と連携をして、NPO支援サービスの開発や営業、セミナーや研修の合同企画、サービス活用事例のwebコンテンツ化に取組んでいます」
「国内最大規模で、NPO向けサービスが集結する合同展示会の開催や、NPOを支援するサービスを紹介するポータルサイトを運営しています」
これらの企画を通じて、2015年からサービス提供企業が急速に増え、企業の側の関心が高まり始めています。
「NPO向けサービスの市場、マーケットが育つ環境をつくることで、新規企業参入、海外サービスの流入、さらにNPO支援専門の企業やサービスが生れ始めています」
事務局長の小堀がこのプロジェクトを始めたきっかけは、システムエンジニアとして企業で働いていたころから芽生えた問題意識でした。
「企業に勤めていたときに、NPOで寄付者情報のデータを整理するボランティアをしていました」
当時ボランティアをした団体も含め、データ活用、マーケティングの考え方はほとんどのNPOに浸透していなく、寄付の入金データ入力のお手伝いしかできなかったと当時を振り返ります。
「企業で当たり前に活用している、業務に役立つサービスやツールに触れたり、相談できる人がいない状況でした。このままでは非効率で、せっかくのデータがマーケティングにも活かせない。企業向けのサービスやツールをNPOの身近にしたいと心から思いました」
そこで小堀は、NPOの日々の業務、NPOで働く全ての人の成果を最大化することを目指して、企業が活用している顧客管理ツールを、同じようにNPOに導入する支援から始めました。
「企業が活用している業務改善のサービスは沢山あるのに、なぜNPOは全てを自力でやらなくてはいけないのか」
非効率で煩雑な業務にとらわれずに、本質的な活動に、社会課題解決に注力してほしいという思いがありました。
現在は顧客管理ツールに限らず、資金調達、広報、人材獲得やバックオフィスのサービス紹介、ツール導入支援と事業は広がっています。NPOによる企業のサービスやツール活用が、大きな流れになる未来を見据えています。
「日本社会が大きな変化を迎えるタイミングで、企業と一緒に、NPOが大きく成長する可能性をつくっていけるか。まだ始まったばかりのチャレンジングなプロジェクトです」
NPO向けプログラムを提供する企業、グローバル企業の社会貢献、NPO支援専門に特化したスタートアップなど、多様なサービスや支援に携わる人たちと一緒に仕事ができます。
福祉、教育、まちづくり、国際協力、環境、アート、貧困などあらゆる団体のバックオフィス、業務改善を支えることで、社会にインパクトを生み出すことに貢献できる可能性を感じたら、ぜひ応募ください。